ご好評いただいた数楽タイルの第二弾として『小数タイル』が登場。
数や計算の学びに最適なタイルと算数ドリルE(小数のたし算ひき算編)で、小数を楽しくマスターしませんか?
私たちが社会生活を営むうえで、小数を使いこなすことの恩恵は計り知れません。長さや重さを単位であらわすときに小数は当たり前のように登場します。また、買い物やニュースを見聞きするときに出会う割合も、その理解に小数は欠かせません。
小学生にとって小数は算数の”壁”のひとつと言われます。それは抽象的な数をあつかう算数の中でも、小数はイメージすることが難しいためです。また、桁数だけを見ても大小の比較ができず、読み方や0(ゼロ)の使い方も独特ですから、算数の苦手な子どもたちにとってなかなか手強い数なのです。
いっぽう特別支援学校や支援学級で学んでいる子どもたち・学んでいた青年たちにとって、小数は縁遠い存在です。検定教科書を利用しない授業が認められる特別支援教育の下では小数を学ぶ機会はどうしても少なくなりがちだからです。
すべての子どもたち若者たちに小数の知識を身につけてほしい。そう願って私たちは『小数タイル』を世に送り出しました。遠山真学塾の小数タイル+ドリルセットで小数を楽しく学んでみませんか。
小数は整数の十進位取りの仕組みを利用して”はんぱ”の数を表しています。ですから子どもたちが位取りを学ぶのに最適だったタイル(タイルの詳しい解説はコチラ)は、小数の学習でもその威力を発揮してくれるのです。1を十等分したものが0.1,その0.1をまた十等分したものが0.01・・・タイルを並べたり読み取ったりすることで、手と眼と脳をフル活用しながら小数の仕組みと整数との関係性を学ぶことができます。また、小数は整数と違って数えることが難しい「見えにくい」数です(詳しくはコチラ)。タイルは数字がどんな量をあらわしているのか目で見て把握できます。ですから、小数タイルは小数の「数としての見えにくさ」を解決し、イメージする力を養ってくれるのです。
”はんぱ”と小数の関係についてまとめた動画です。ご視聴ください。
タイルはシンプルな教具ですが、それゆえ使い方がよくわからないこともあります。小数タイルには、お家ではじめて小数を学ぶ保護者の方とお子様向けにワークシートが付属しています。詳しい説明と問題ですぐにタイルの学びを楽しめます。
小数の根幹は1を十等分して”はんぱ”を測ることです。ところが、それまで整数の世界に生きてきた子どもたちや若者たちにとって1を分割するということは算数の大きなターニングポイントです。そのため、1を分けるってどういうこと?と戸惑ってしまうことも多いのです。そもそも、算数が苦手な子どもたちにとっては十等分という言葉そのものがイメージしにくいことも注意が必要です。
そこで、小数タイルでは、小数の仕組みを理解する工夫として「十等分シート」をセットしております。1タイルを自分の手で十等分し遊んでみることで、小数の仕組みを体感できます。
小数タイルキット(A~C)
A. 小数タイルと数字のシートA4ケント紙(青)×3枚
B. 位取りの下敷きA4ケント紙(白)×3枚
C. 十等分カットシートのセット
※十等分カットシートA4ケント紙(青)×1枚 / 位取りの下敷きA4の紙(白)×3枚
D.『小数タイルのご案内』(ワークシート)×1部
E.『ゆっくり学ぶ子のための算数ドリルE』
セット定価2500円(税込)送料手数料500円
小数タイルは、小塾発行の「さんすうドリルE」と併用することを念頭において制作いたしました。タイル+ワークシートとドリルが補完しあうことで子どもたちの理解を助けます。
小数の学び方教え方をもっと知りたい!と思ったら「教えてみよう算数」がおすすめです。小数以外の算数の教え方や考え方のアイデアも盛り込まれた一冊です。